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ベランダに広がる沼

先日、キミジャグ歌姫・織笠さんのお宅を訪問しました。


統一感のある、可愛い家具や雑貨たち。

塵ひとつない、隅々まで掃除の行き届いた部屋。

ベランダでは家庭菜園。


ふぁぁあぁぁ(*´Д`*)

これぞまさしく女の子のお部屋。

なめ回すように部屋中を観察し、毛穴という毛穴から、乙女エキスを吸収いたしました。


これだよ、これ!!こうでなくちゃ。



刺激を受けたこの勢いで、さっそく明日は家の掃除でもしよう!


と翌日、雑巾になりそうなボロ布を探しに、母の部屋をのぞいてみる。




…ああ、どうしてこう彼女の部屋はいつ見てもジャングルなんだ。


恥を忍んでぶっちゃけてしまうと、家の女っこは(私も含め)皆が皆、まあ掃除が苦手なんですわ。


お母ちゃんは、外に出て仕事するか、家でぐうたらするのが好きな人だから、服は脱いで重ねっぱなし、物は買ったら買いっぱなし。

ちょっと掘り起こすと去年の母の日にあげたプレゼントがラッピングされたまま出てきたり。

花を飾れば、秒で枯れる勢い。


母曰く、物がすぐ手に届くところにあるのが落ち着くのだと。きちんと計算された配置なのだと。


まるでのだめです。


おばあちゃんという大先輩ともなると、さらに最強。

物を収集することに生きがいを感じ、とにかく何でもとっといては仕舞いこむ。

冷蔵庫を絶対的に信じており、中にしまえは食べ物が永遠に腐らないと思っています。

ドロドロに腐ろうがフワフワにカビようが、絶対物を捨てることを許しません。


普通、老人というものはそうだろう。と、多くの方が納得してくれそうですが、規模が違います。


一例では、一人ですでに納戸に2個、部屋に2個、縁側に1個、物置にしてるプレハブに3個の箪笥、プラス押入れと数個の衣装ケースを所有している。

にも関わらず、昔私と妹が家にいなかった数年で、どこぞから貰ってきた大きなタンスを、さらに2つも、もう置く場所がないからと言って、リビングの真ん中に置き、父をノイローゼにさせる。



そして、台所に氾濫する物をこっそり捨てようとすると、集積所にまでゴミ袋を漁りに行って、処分したはずのものをまた元に戻す。


執念としか言いようがない。

そのくせ物が多く散乱しているばかりに、いざ使いたい時に必要な物が出てこなく、その度新しい物を買いにゆく羽目に…。

決して物を大切にしているわけではない。


冗談ではなく、家は放っておくと本当にゴミ屋敷化します。


そんなわけで身近な反面教師たちに学んだ私はいつしか、綺麗を維持し、物が取り出しやすく、掃除をしやすい家に対する憧れが家族の中で誰よりも強くなり、苦手なりにも地道に掃除を続けています。


素敵空間までには、まだまだ道は険しいですが、これでも物は大分減りました(;´д`)フゥ…




家族とはいえ、当然性格はみんな違うもんだから掃除の拘りも三者三様。

父も綺麗好きとはいえ、とりあえず見えないところに強引に物を投げて仕舞い込むいい加減なところがあるので、私から言わせれば綺麗を維持するということにおいては限界があります。

だいたい、物を大事にしないところが嫌です。


私の我が儘もあるけど、このままでは私まで病気になってしまう。

余裕で相手の意見を尊重できる程、人間できちゃいません。


頑固者揃いの我が家は、掃除ひとつとっても、あーでもない、こーでもないと大喧嘩。

まったくもって賑やかなのです(;-ω-)ノヤレヤレ…



話が大分それてしまいましたが、そんなわけで未開の地、母の部屋を散策。


少し換気をしようと、閉めっぱなしのカーテンを開けると、ベランダの筈のその場所に、なんと一面に広がる大きな水溜り。




な、何これ…。

いくら、ここ連日雨が降っていたとはいえ、尋常ではない水の量。


例えでもなんでもなく、普通に沼が出来てる……。


どうやら家を建ててから、おそらく一度も掃除していないであろう、そのベランダに草やゴミが蓄積され、排水溝を塞いでしまった様子。


一度カーテンを閉めて、心を整理する。


どうする私。


見なかったことにしとく?



そういえばここ最近、下の階の和室が雨漏りしていた…。


上にお母ちゃんの部屋があるのに、何でだろう??って思ってたんだ。

原因はこれか……。




どっちにしても家が腐る前に、何とかしなきゃいかんよねぇ………誰が?

…まぁ、私しかいないよね。




現実と向き合おうじゃないか。


面白いじゃない!(*゚▽゚)ノ普通ないよ?ベランダにこんな立派な沼なんて!!


ナイスワンダーランド☆海老澤家にようこそ!!

よしっ!気合入れてこ!!

えーーっと……とりあえず、この大きなプラスチックの衣装ラックのようなものをどかして……待て待て。

なぜベランダにそんなものが?


はいはい、いちいち突っ込んでたら終わりませんよ。

白くふにゃふにゃに変形した籠とか、壊れた時計とか、金槌とかだってあります。

関連性が分かりません。


これはおそらく、使わなくなった物をとりあえず精神で、見えないところに隠す掃除派の父の仕業であろう。



くそぅ!!どいつもこいつも…( ゚皿゚)キーッ!!


風化して脆くなったプラスチックはちょっと触れるだけで、メキメキと崩れ壊れて動かすことが出来ない。


仕方なく、金槌で全部粉々に壊してからゴミ袋に詰める。


次に排水溝の場所を確認するため、ゴム手袋をはめ、恐る恐る沼に手を突っ込む。


いつ、未知なる生物に遭遇するか…

この沼に新たな生態系が出来ていないことを願いつつ、不毛な冒険は続く。


途中、何かが手に当たる度怯え、涙を堪えながら、何とか無事排水溝までたどり着く。


詰まったゴミを取り除き、とりあえずミッションクリア。



排水した後、残ったゴミや泥を塵取りですくい、やっと本来のあるべき姿に戻ったベランダ。


ついでに窓まで両面綺麗に拭いてやると、爽やかな風が部屋中に広がる。



視界は明るく、淀んだ空気が浄化されるのを肌で感じる。


ああ、綺麗にしてよかったヽ(´▽`)/

青い空、白い雲。

世界が私を祝福してる。


お掃除って素敵ね☆


お母さん、帰ってきたらびっくりするだろうな( ´艸`)フフフ…喜んでくれるだろうな♪


私、頑張ったよ!

もうきっと雨漏りも大丈夫だよ!!



…しかし母はそれから1週間以上経った今でも、未だ自分のベランダがかつて沼だったことも、私が命がけで家を水没から救ったことも気づかぬまま…

暢気にケータイでテトリスやってます。
♪~(・ω・)ピコピコ |ω-)ジ…


なんて幸せなお人だ…。

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